ついに!インド

ついに!インド

2023年9月は四年ぶりにインドへ、11月は昨年に引き続き香川へ。
だいぶ遅れての報告ですがまずはインド。

今年リトリートに訪れたのは、西ベンガル州のKalimpong(カリンポン)にある、Buddha Pāda Center https://buddhapada.in/ である。
カリンポンは、ブータン、ネパール、チベットに隣接する、文化的にも政治的にも様々に入り混じるハブ的な場所で、それゆえ行く先々に厳戒態勢がしかれ、一種ものものしい雰囲気が漂う。空港から送迎の車でカリンポンへと向かう道が途中からジャングルの中に敷かれたハイウェイになり、なんと「像に注意」の標識が。
そんな感じでどんどんヒマラヤの山道を上がっていき、カリンポンの町へ。

Buddha Pāda Centerは、五年前にオープンしたばかりで、創設者は現在日本にお住まいのニチャン・リンポチェ、そしてゾンサル・ケンツェ・リンポチェが実際に指導にあたり指揮をとられている。
今回カリンポンには初めての訪問ということもあり、Buddha Pāda Centeでの五日間のリトリートのためにだけ、12日間というコンパクトな旅程となった。

さて、インド。
三年も行ってないと、「(あんなキツいところ)もう行かなくていいな、、、」と思うようになるが、いざ、行くか?となると、もちろん行く!となるし、やっぱり行ってよかった!となるのがインド。

その理由は、端的に言うと、「日本では見えないものが見える」から。
日本には宗教がないことが、インドに行くとよくわかる。
そして、私はとくだん宗教をやっているという自負はないにも拘らず、日本ではなんだか肩身の狭さを感じるのが、インドのような宗教が大地に染み込んでいるような場所に行くとやっとホッとできる。

何かが「ない」場所にいる限り、ないことの違和感はあるかもしれないにせよ、「ない」ことを知ることはできない。反対に、何かが「ある」場所に行けば、ない場所には「ない」ことがはっきり見えるし、その上「ある」ことの喜びもそこにはある。

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