四住期(しじゅうき)とは、人生をとりあえず100年と見立てて、それぞれ25年ずつ、学生期(がくしょうき)・家住期(かじゅうき)・林住期(りんじゅうき)・遊行期(ゆぎょうき)の4つの期間に分けるヒンドゥー教の人生観である。
学生期(がくしょうき)文字通り、学ぶ期間 家住期(かじゅうき)家庭をもち仕事をして家族を養う期間
以上は日本人としても一般的な生き方ですが、問題は以降です。
林住期(りんじゅうき)家庭や仕事での役目を終え、林の中で修行や瞑想をする期間 遊行期(ゆぎょうき)林住期で得たものをさらに深め、命終の時に向かう期間
昔ヨガ教室で初めて四住期を教わるわけですが、まああまりピンとこないわけです。
というのは、これはインドの話であり、日本には後半の二つ林住期(りんじゅうき)・遊行期(ゆぎょうき)について理解する土壌がないから。
これは由々しき問題です、だって一番大事な部分が日本人の生き方には欠けているということなので。
私なんかは家住期をすっ飛ばしてすでに林住期に入っているわけですが、そんな生き方は日本では主流じゃないわけです。じゃあインドではどうかというと、インドでリトリートをすると40代くらいでビジネスを縮小あるいは退職して、仏教の先生についたりリトリートセンターで暮らしたりというインド人や西洋人、中華系の人たちが実際にリトリートに参加してきます。日本ではあまり具体性を感じられない林住期というものが、日本を出てインドなどに行けば具体的に存在しているのを実際に見ることができる。
なぜ林住期以降が大事かというと、我々が生きて死ぬ存在だから。
たかだか生きている間のことをだけ必死になるより、生きて死ぬことに正面から向き合った方が、生きることそのものも変わるということは想像に難くないはずです。
家住期終えていきそうな林住期です。
朝、目覚めたことに感謝、感動の毎日でありたい。ここに在りたい。ヨガやってみたいです。
八木さま
コメントありがとうございます。
是非ヨーガを始めてみてください、リアルにご参加くださるのが一番ですが、カルナーヨーガはオンラインでも配信してますのでこちらも便利です。
日本では林住期のための先生や環境に巡り合うのは非常に難しいですが、求めれば見つかるもの、というのを私自身が経験済みです(^^)