スターウォーズ エピソード3「シスの復讐」、ライトサイドからダークサイドへ堕ちてしまったアナキンのお話です。
これはジェダイというファンタジーのお話ではなくて、人間そのものを描いていると私には思えるのです。
現実で我々も、知らないうちに度々ダークサイドに堕ちています。
その時の特徴がいくつかあるので羅列してみます。
・ポジティブなことを言う人から遠ざかる。
・同じようなネガティブな人に近づく。
・ポジティブな人たち(ライトサイド)を悪の集団と見做して時には攻撃すらする。
・ネガティビティ(ダークサイド)とは苦しみそのものだから、苦しいと言いながらも苦しみのないライトサイドに行くことはせず、ひたすらライトサイドを敵視し続ける。
おお!!映画ができそう!
というか、この人間の根源的な光と闇のあり方が映画になったのがスターウォーズなんじゃないかと思います。
問題は、ネガティビティを自覚することは非常に難しいということ。
ネガティビティを自覚した時、実はすでにライトサイドに足を踏み入れているので。
今、2022年の7月以降の混乱のさなかに、ツイッターなどがネガティブな言葉で荒れているのを見ることができます。
でもあれは、ネガティブな声がことさらに大きいだけで、実際はライトサイドが過半数を上回るので、世界がダークサイドに落ちてしまうことはありません。ウクライナを支援する人々の数や、ワクチンの接種率、亡くなった人を悼むため献花に訪れる多くの人の数がそれを示しています。